震災経験を活かした本当に役立つ防災セットの選び方


大事なポイント3点

  • ①家族の人数に合わせて準備する
  • ②自分に必要なものが入っているか、足りないものはないかチェック
  • ③いざという時に持てる重さかどうか

①家族の人数に合わせて準備する

防災リュックには色々な種類があります。
1人用~3人用まで
4人以上の家庭では、家族の年齢や状況に合った防災セットを組み合わせます。

2人用の防災セット

1つのリュックにまとめられているもの
1人1つ(2つのリュックに分散)の防災セット

1つに詰めてある防災セットはリュックサック自体が大容量で重いです。
2つに分散してある防災セットは1つずつが軽いです。

3人用の防災セット

2~3個のリュックサックに分散してあるもの
メイン+サブで組み合わせるタイプもあります。

2~3人用でリュックが2つもあるなら、1人用を2つ買うのと違いがないと思われる方もいるかもしれません。
実は違いがあります。2人用・3人用と書いてあるものは2つ要らないものが省いてあるので1人用を買うより割安になっています。

人数分入っているもの:非常食・水・トイレ・寝袋・アルミシートなど
1個だけ入っているもの:ランタン・懐中電灯・手回し充電ラジオ・救急セットなど

デメリットはリュックの大きさがみんな同じになってしまうこと
女性や子供には大きすぎることがあります。

セット商品を買うべきか?1人用を買うべきか?

家族であっても別々に行動するかもしれない
懐中電灯やラジオはやはり1人1個ずつ欲しい、
そんな方は費用は多少増えますが1人用のリュックサックを人数分買うとよいでしょう。

逆に
なるべく費用を抑えたい
ラジオは一家に1つでいい
という場合は2人用・3人用を組み合わせたり、足りない分を別売で買い足す方法があります。

具体的な防災セットの具体的な選び方

防災セットは、自分と家族に必要なものがしっかりはいっていないといけません。
そしていざというとき持ち出せる重さでないと困ります。

またリュックサックは多い方がいいです。
水や食料の重さを分散
プライベートなグッズを空きスペースに入れられる(介護用品・下着など)

おすすめの防災セットの組み合わせ方法

1人暮らしの方、1人で行動する方は1人用防災セット
2人家族の方、メインセット+サブセットがおすすめ
3人家族の方、メインセット+家族用セットやサブセットがおすすめ
4人家族の方、メインセット+家族用セット+サブセットおすすめ
5人家族の方、6人家族~の場合、家族の年齢(どのくらいの重さのバックが持てるかなど)に合わせてメインセットやサブセットを組み合わせることができます。

注意点
一人暮らしの場合、注意したいのはリュックサックの容量と重さです。

2人家族の場合は1人1つずつ持ったり、2人用の防災セットを買う方法があります。
高齢で重いものが持てない場合は各自1つずつもって逃げることになりますし、体力がある方なら2人分を1つのリュックサックでもって逃げられるでしょう。

3人~4人以上の大家族の場合、
人数分防災セットを用意しないといけないのか
それとも1つにまとめてしまうのか悩むと思います。

2人用・3人用の防災グッズセットを組み合わせると費用が抑えられます。

バラ売りを自分で集める

防災グッズはバラ売りもしていますので、それを集めて別売リュックにつめるという方法もあります。

バラ売り防災グッズの相場

  • アルファ米は1袋300~350円
  • 日本製エアーマットは1500~2000円
  • 非常食イーアール9は2000円
  • 防水のないリュックサック3000円~
  • 防水リュック5000円~

自分で一から揃えたい方向け!防災グッズのバラ売り

家族の人数別のおすすめ防災セット

1人ならこの防災セットがおすすめ

被災者の声の形プレミアム

防災セット

重さ約6kg、大人なら楽にもてる重さです。
大人1人3日分の防災セット、食事は1日1000kcal×3日分取れます。
睡眠グッズ、ラジオスマホ明かり対策もばっちり、充電とラジオが分かれているので充電できない心配もありません。いざというとき重宝するのは懐中電灯ではなくヘッドライト、そして布軍手ではなく作業用の切創手袋です。必要最低限のものを厳選して3日分用意しながらも6kgに抑えた防災セットです。
大人1人用の防災セット
被災経験から~大人1人用のおすすめ防災セット
女性向けの地震避難グッズセット

2人ならこの防災セットがおすすめ

被災者の声の形メイン+サブセット
被災者の声の1人用防災リュック軽くて小さい防災リュック重さ6kgのメインセット、重さ3kgのサブセット
どちらも1人に必要な非常食・睡眠グッズ・トイレはしっかり入っています。
サブセットは9000円、メインセットは20000円
ガムテープやカッター、ヘッドライトなどは2人で2つも要らないため、サブセットでは省かれていて軽く、格安になっています。

メインセットはラジオが別売ですが、サブセットには手回しラジオがついているので別売のラジオは買わなくて済みます。

そしてメインセットは1000円、サブセットは500円の家族割引があります。
大人2人・小学生の子供2人用の親子用防災グッズ
夫婦2人用の防災セット!2つの選び方
高齢で2人暮らしの両親向け!軽い非常持ち出し袋

3人ならこの防災セットがおすすめ

3人用の防災グッズ

被災者の声の形メインセット+サブセット+サブセット
3人用1個の防災セットもありますが、中身をチェックしてみると3人分には足りないものが多いです。
非常時に持ち出すのは非常食やライトだけではありません。
家族が多くても基本的に1人1つのリュックサックが必要です。

このセットだと、メインは20000円、サブは9000円に抑えられている上、家族割引があります。
サブセットは重さも価格も半分なので不安に思われるかもしれませんが、食事・エアーマットなどの1人に1つ必要なものはちゃんと入っています。ヘッドライト・ブルーシート・カッターなどの一家族に1つあればよいものが省かれています。
パパママと小さい子連れ・赤ちゃん1人向け防災グッズ

4人以上ならこの防災セットがおすすめ

大人2人用の防災リュック

被災者の声の形メインセット+サブセット3つ
20000+9000×3=47000
家族構成や年齢にもよるので4人用の防災グッズのセット品はなく、家族に合わせた防災セットを揃えていくことになります。
被災者の声の形セットは一家族に1つあればいいものをメインセットで備え、1人ずつ必要なものをサブセットで備えられるので1人用防災セットを4つ買うより無駄がなく軽い費用を抑えて備蓄できます。

大人2人・学生2人の4人家族の防災セットを選ぶなら

5人以上の大家族の場合

3人用の防災グッズ

大人2人用の防災リュック
を組み合わせる被災者の声の形メインセット+サブセット・高齢者用防災セットなど高齢者に1.8kgの防災セット

いかに家族に合ったセットを見つけられるかが重要なポイント

高齢で軽いリュックでないと持てないなら、ライトセットや通勤用防災セットなども選択肢に入ります。
5人家族用の地震グッズ、大人二人と子供三人
高齢で2人暮らしの両親向け!軽い非常持ち出し袋

被災者が役に立ったものトップ25

2010年4月~2013年4月、東日本大震災、新潟中越地震、阪神淡路大震災の被災者1000人へのアンケート
1~10位
懐中電灯
ラジオ
飲み水
レトルト食品・インスタント食品
缶詰
カセットコンロ
ろうそく
家具転倒防止器具
軍手
風呂の残り湯
ラップ・ポリ袋
ウェットティッシュ
使い捨てカイロ
ガムテープ
タオル
災害用非常食
マスク
給水袋・ポリタンク
救急箱
携帯充電器
はさみ
家具固定マット
スリッパ
非常灯

被災者の声~あって良かった・なくて困った、災害時に本当に必要なもの

リュックサック

非常時に持ち出すときはともかく、その後食品などを運ぶのに背負えるから薬だった
キャリーカート付きだと、配給の水を運ぶのにも使えた

ウォータータンク・ポリタンク

給水車で配られるビニール袋は小さくてすぐに使い切ってしまう。10L入りのポリタンクがあるとたくさん入れられる。10Lあっても手を洗ったり水を湧かしたりするとびっくりするくらいすぐになくなってしまう。

簡易トイレ

避難所のトイレはすぐに詰まってしまった。臭くて流れずひどい状態だった。仮設トイレができるまで1週間以上かかった。

アルミブランケット
毛布が配られるまで時間がかかった。配られても1枚で夜寒くて寝られなかった。

アルファ米
救援物資がくるまで3日間、チョコと飴などお菓子しか食べられなかった。
歯が悪く、乾パンが硬すぎて食べられなかった。
スーパーやコンビニですぐに日持ちするものが売り切れて食べられるものがなくなった。

食品を温めるグッズ
お湯がなくてカップラーメンやアルファ米を戻せなかった。
電気はつかないし、ガスは怖くて使えない、でもお湯が欲しかった。

非常用保存水
断水してから10日経っても復旧せず、復旧の連絡を受けたけれど濁った水がチョロチョロとしかでない。
水道管が破裂していた。復旧まで給水車に頼るしかなかったが、飲み水にするには塩素のにおいがきつくてつらかった。

救急セット
傷なんか舐めれば治るという人もいますが、いつもはけがをしたらすぐに絆創膏を貼っているなら絶対に必要です。特に壊れた自宅を片付けるとき傷をそのままにしておくと破傷風などの病気にかかって危険です。自宅ではガラスや壊れた家電が散乱しています。

マスク
避難所でのインフルエンザ・風邪
自宅の瓦礫の片付けの時、埃やにおいを吸い込まないために

軍手
食器棚ごと倒れたり、ガラス窓が割れたりしているので軍手がないと片付けできません。
避難中に物資を運ぶのを手伝うときにも軍手が必要です。

ライト
インターネットや携帯がつながらない中、テレビも電気がないと使えません。
そんな中ラジオだけは少ない電池で電波を受信するので使えます。津波の情報や被害状況を伝えてくれるのでまったく情報がたたれる中、唯一安心できるものでした。

被災地の夜は真っ暗です。日が暮れると本当に真っ暗でその中で余震が続いて怖くてなりません。
懐中電灯だけあればいいと思いましたが、夜に何かするときに片手で懐中電灯をもってするのは不自由です。やはりランタン(卓上ライト)のような置いておくだけで周りが明るくなるものが必要です。

地震時、電話自体は通信規制がかかってほとんどかからなくなったり、インターネットがものすごく遅くなったりしますが、メールは比較的使えます。家族との連絡や安否確認にやはり携帯電話が重宝ですが、電池切れになります。ソーラーは昼間避難所の外に出て行って何時間も太陽にあてて充電しないといけないので手回し充電機能は必須です。

被災者からのアドバイス

  • 災害時に必要なものは、すぐに持ち出せる場所に一カ所にまとめておいておく
  • 想像以上に水を使って本当に困った、水の備蓄はあればあるほどいい
  • 電気などのライフラインの復旧は想像以上に時間がかかる
  • スーパーやコンビニはあっという間に買い占められるので平時から備えておくことが大事

frivcom-frin.org
blackpeoplemeethere.com
crematoriesakron.com

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