南海トラフ地震1週間で必要なもの

大地震発生から1週間にまず備えるべきもの

  • 簡易トイレ
  • 飲み水・調理用水
  • 備蓄食(すぐ食べられる非常食・調理する食料)
  • 煮炊きに必要なカセットコンロ・ボンベ・調理袋
  • 停電の時のための手回しラジオ・スマホ携帯充電器
  • 電池
  • おむつ・ウェットティッシュ・ビニール袋

非常用トイレを備える

1日あたり人は5~6回程度トイレに行くとされています。

南海トラフ地震でライフラインが復旧するまで

にあるように半数の世帯の断水が回復するまで1週間かかります。
また1週間たっても50%の世帯は断水したままともいえます。

そこで少なくとも1週間分のトイレは備蓄しましょう。

トイレはどのくらい必要?

1人当たり1日5~6回×7日として

1人暮らし 6回×7日×1人 42回分
2人家族 6回×7日×2人 84回分
3人家族 6回×7日×3人 126回分
4人家族 6回×7日×4人 168回分
5人家族 6回×7日×5人 210回分

赤ちゃん・介護中の高齢者がいる家庭は紙おむつを備蓄しておく必要があります。
1日10枚とすると1週間で70個です。

非常用トイレセット

尿をかためる薬や脱臭剤
汚物処理袋
がついています。
袋を便器にかぶせて使います。

組み立て式トイレ

組み立て式トイレは断ボールやプラスチック製の便器を組み立てられるトイレです。

詳しくは⇒家庭用の非常用の簡易トイレセットを備える
(トイレセットの6分の1に安く備える方法も紹介)

非常用の飲み水を備える

南海トラフ地震では、1週間たっても5割の世帯が断水すると推定されています。

最低1週間分の飲み水

を備えましょう。

また水は飲み水以外に生活で大量に使います。
風呂の水はいつも張っておきましょう。

水は何本必要?

一人に必要な飲み水は最低2Lです。
ただ、食品を温めたり体を拭いたりなど清潔な水が欠かせません。
3L(2リットルに+1リットル)用意すれば、調理に使う水も確保できます。

用意する水は1日1人3L

期限が切れた水も、飲み水以外に使えるので取っておきましょう。

1人暮らしの場合、3L×7日で21L
2人家族なら 3L×7日×2人=42L
3人家族なら 3L×7日×3人=63L
4人家族なら 3L×7日×4人=84L 
5人家族なら、105L

1人3L備蓄する場合、2リットル6本のケースに置き換えると

1人なら2ケース、
2人なら4ケース
3人なら6ケース
4人なら7ケース
5人なら9ケース

最低の飲み水分(1人2OL)なら
1人から順に2ケース、3ケース、4ケース、5ケース、5人家族6ケースとなります。

備蓄食を準備する

自宅避難は長期間になります。
1週間分以上の備蓄を家庭でする必要があります。

非常食なので普通のカロリーは確保できなくても1人1日1500kcalを目標に準備しましょう。

地震発生直後3日間に必要なもの

状態:ガス・電気・水道などのライフラインが止まった状態
最初の3日は袋を開けてすぐに食べられるものが便利です。

調理しないですぐに食べられる非常食

  • レトルトのおかゆ・アルファ米
  • 非常用高カロリービスケット・乾パンなど
  • フルーツ缶詰
  • お菓子
  • 野菜ジュース(栄養と水分が取れる)
  • 缶コーヒー

アルファ米や高カロリービスケットは普段は食べないものなので備えるのに抵抗があるかもしれませんが、賞味期限が5年~7年と長いのでいったん備えてしまえば当分買い換えなくて済みます。

地震発生から1週間で必要なもの

状態:ライフラインが復旧し始め在宅避難ができるようになってくる

電気は比較的早く復旧(3日~1週間程度)
ガスは当分使えない(7~10日間)
水は比較的復旧が早い(4日~1週間程度)
※水道管破裂で水が出なかったり、濁った水が出ることがあります。

水道が復旧しないときのために、水や火(ガス)をなるべく節約できるもの

皿を汚さないもの

  • 無洗米
  • 早茹でのマカロニ・パスタ
  • お餅
  • 即席麺・カップ麺
  • レトルト食品
  • インスタントスープ
  • 缶詰

災害時はおかずが少なくなりがちです。そのため味をつけるもの(ふりかけ・ケチャップ・ソースなど)も大切です

1週間分の食料は簡易な非常食だけではまかないきれないので、普段から食料を蓄えて使っていくことが薦められています。
ローリングストックです。
⇒簡単なローリングストックの方法

調理に水、ガスボンベやコンロが必要なので
やはり、さっと食べられる非常食もストックしておきましょう。

すぐに食べられる非常食

1人が7日間食べられる非常食の組み合わせ

パンの缶詰・アルファ米・高カロリー食などを組み合わせてみました。
6500~7500円で揃います。
手軽に1人が7日間1500kcal取れる非常食の組み合わせ例

乳児がいる場合は
母乳が出なくなったときのためのスティック粉ミルク
常温で保管できるレトルトの離乳食

硬いものが食べられない高齢者がいる場合は
水で戻せるおかゆ、
レトルトのやわらか食
なども必要です。
噛めない方でも食べられる柔らかい備蓄食

大人1人7日分の備蓄食を選ぶのが大変だという方向け

  • 非常食を買いそろえる暇がない
  • 自分で7日分の食事を選ぶ自信がない
  • ごはんやおかずも用意しておきたい

そんな方には、防災ショップが厳選した非常食セットが利用できます。
簡単おまかせ非常食7日分のセット

煮炊きに必要なカセットコンロ・ボンベ・調理袋

カセットコンロとボンベの必要量
水を沸騰させたり、調理したり、レトルトご飯を温めたりするにはカセットコンロが重宝します。

カセットボンベはいくつ用意したら良いでしょうか。

カセットボンベはコンロの出力にもよりますがだいたい
強火で1時間
中火で2時間弱
くらい使えます。

1日1時間強火で煮炊きするとして、1週間分なら7本、
多めに見積もって3本入りを3ケース程度でよいのではないでしょうか。

ポリ袋調理

災害時は水が貴重なので調理で水を汚すことはでなるべく避けないといけません。
そこて加熱できるビニール袋で調理するのがおすすめです。
ビニール袋調理は食品を入れたビニール袋をお湯に入れてそのまま茹でてしまいます。
そうすると大量の水を使わずにご飯を炊いたり、麺を茹でたりできます。

たとえば米を炊く場合、米1/2合に水105ccを入れ、沸騰したお湯の中で30分ほど煮ます。
普通のビニール袋だと熱湯で溶けてしまうので、必ず耐熱100度以上の高密度ポリエチレンの袋を使うようのしましょう。

停電対策

  • 明かり
  • 情報収集のためのラジオ
  • 携帯・スマートフォンの充電

電気は比較的災害に強くガスや水道に比べて早く復旧するとされています。
南海トラフ地震が起きた場合でも静岡や愛知で3日後に1割~5割、その他の地域では3日後には90%が復旧すると予測されています。

しかし裏を返せば地震発生直後から3日程度は停電になるということですので、その期間の電気は自力で補わないといけません。

明かりを備える

ランタン テーブルなどに置いたまま周りをほんのり明るく照らせる照明向き

懐中電灯 ピンポイントで明るく照らせる

ランタンは夜の照明や手元を明るくするのに使いますが、懐中電灯は捜索や数メートル先を照らすのに使います。

明かりには、懐中電灯、ランタンの両方を揃えることをおすすめします。

実測18時間長寿命のとても明るい懐中電灯のレビュー記事
地震時に本当に役立つ明るい懐中電灯

手回しでとても明るいランタン&充電器のレビュー記事
地震時に役立つ手回しスマホ充電ライト

災害ラジオを備える

ラジオを選ぶときのポイント

ラジオの性能はここをチェック

  • AMとFMの両方が聴ける
  • イヤホンが挿せる

ラジオ機能だけを使う場合は、
電池が長寿命か手回し充電できるもの

携帯充電も兼ねるなら、
自分や家族のスマホや携帯電話に対応しているもの
ラジオに充電池が内蔵されていて安定的に充電できるもの
を選ぶ必要があります

別に懐中電灯を用意しない場合は、
明るさに注意(3LEDは暗いです)

非常時に携帯・スマートフォンの充電をする

充電方法
・手回しラジオライト
・ソーラー充電
・乾電池式

最近のスマホは注意!
昔の携帯(ガラケー)は消費電力が少ないです。
また数年前のスマホは500mAで充電できることが多いです。
そのため防災セットに入っている手回し充電器でも問題ありません。

しかし最近のスマートフォンや特に最新型のiPhoneは高い電流(500mA~1A)が必要なので、古い手回し充電ラジオでは充電できないこともあります。
確実に充電できるグッズを備えておく必要があります。

災害時に本当に使える?iPhone6対応の手回し充電器

電池を備える

懐中電灯やラジオ、スマホ充電、様々な所で電池が必要になるのでできるだけストックしておくことが望ましいです。

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